弦打の名所
築城城跡(つづきじょうあと)その2
まえの項で築城城について,弦打小学校周辺にあった可能性が高いとしましたが,平成10年に現在 の弦打コミュニティセンターが建築されるのに先立ち実施された発掘調査では,奈良時代以降の条里の土地境とみられる溝や石組の井戸跡とともに,13〜15世紀の輸入磁器片や日用の土器,銅製十一面観音念仏などが出土しました。
出張所入口付近の床には「井戸発掘場所」と記されており,出土物の一部は図書室に展示されています。 このことにより,付近に築城城があった可能性がいっそう強まったと言われています。
右の写真は,発掘された井戸跡を模して作られた,コミュニティセンター前の井戸です。